解法
n回ラウンドを行い、引き分けが続くときの期待値は以下となる。
ここで、dは引き分けとなる確率を示し、(1-d)は勝者が決まる確率を示す。
あいこ以外の結果が出る時のラウンド数の期待値は上の式となる。求めたいのは最後の一人になるときのラウンド数の期待値なので、あいこ以外の結果が出て人数が減った時の期待値wも求める必要がある。
wは動的計画法により求めることができる。wを考慮した場合の式は以下となる。
誤差の範囲が指定されているので、nを100ぐらいにすれば誤差の範囲内で答えを出すことが可能である。
上の式は無限級数の和として求めることができる。
無限級数の和の公式である
を用いると
となる。
計算量
N:ゲームの参加人数